こういった疑問に答えます。
NISAの商品・銘柄の選び方のポイントをまとめると以下になります。
- インデックスファンドから選ぶ
- 資産クラスを選ぶ
- 投資する地域を決める
- 信託報酬の低いファンドを選ぶ
- 純資産総額が伸びている銘柄を選ぶ
というわけで、この記事の中でNISAの銘柄の選び方を詳しく解説していきます。
ぜひ、この記事を参考にしてNISAで実際に投資を始めてみてくださいね。
-
NISA講座「バフェッサ」
:これから投資を始める人向けの無料投資講座。無料で資産運用の動画が見れるよ! - TikTok Lite:新規登録&10日間チェックインだけで5,000円分のえらべるPayもらえるよ!
NISAには2つの枠がある
- つみたて投資枠:一定の条件を満たした投資信託のみ
- 成長投資枠:色々投資できる
成長投資枠では色々な投資商品に投資できるが故に選び方も幅広くなるため、今回はつみたて投資枠での投資信託の選び方をまとめていきます。
また2つの枠がありますが、成長投資枠でつみたて投資枠と同じ商品に投資してもいいので、面倒な人は1つの投資信託に全額投資がおすすめです。
NISAの商品・銘柄の選び方
NISAの商品・銘柄を選ぶ時のポイントは以下になります。
- インデックスファンドから選ぶ
- 資産クラスを選ぶ
- 投資する地域を決める
- 信託報酬の低いファンドを選ぶ
- 純資産総額が伸びている銘柄を選ぶ
それぞれ詳しくまとめていきます!
選び方のポイント1:インデックスファンドから選ぶ
投資信託には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類あります。
それぞれの違いは下記になります。
- インデックスファンド
日経平均やNYダウなど株価指標と同じような動きをする投資信託のこと
- アクティブファンド
独自の運用で株や債券を運用し、株価指数以上のパフォーマンスを狙う投資信託のこと
投資信託を通して複数の銘柄に投資するので、リスク分散にもつながります。
また、株価指数に連動するというシンプルな作りのため、運用にかかる手数料が低く抑えられるからです。
選び方のポイント2:資産クラスを選ぶ
資産クラスとは株なのか、債券なのかといった金融商品の種類のことをいいます。
引用:株式投資の未来より
「株式だけじゃリスクも高いんじゃないの!?」と思う方もいるかもしれませんが、長期投資になればなるほど株式の方がリスクが低くなるという結果がでています(上記のグラフ参照)
引用:バカでも稼げる 「米国株」高配当投資より
上記の表は株式と債券のリターンを比べたものです。
すべての時代で債券よりも株式のリターンのほうが上回っていますね。
長期投資では株式投資の方がリスクも低くなりますし、リターンも高くなります。
選び方のポイント3:投資する地域を決める
日本、先進国、全世界、米国、新興国といった地域に分かれていますので、投資する地域を選びます。
私のおすすめは米国か全世界です。
- 全世界
- 過去20年間のリターンとリスクを比べると、全世界株式か米国がリターンも高く、リスクも低めになっている
- 1つの投資信託で世界中の企業に投資ができる
- 世界経済の成長の恩恵を得られるので資産が増える可能性は高い
- 米国
- 米国は世界経済の中心
- 人口も増えていくことが予想されている
- 米国経済は発展していくはず
米国がおすすめ理由についてもっと知りたい方は下記の記事を参考にしてみてくださいね。
選び方のポイント4:信託報酬の低いファンドを選ぶ
NISAは長期間に渡って投資を行う制度です。
そのため0.数%の手数料の差でも、最終的な利益に差がついてしまいます。
信託報酬 | 0.5%の場合 | 1%の場合 |
---|---|---|
元本累計 | 720万 | 720万 |
最終資産 | 11,569,692円 | 10,952,896円 |
純利益 | 4,369,692円 | 3,752,896円 |
信託報酬が0.5%違うだけで、最終的なリターンに61万円くらいの差がでてきています。
信託報酬 | 0.1%の場合 | 0.15%の場合 |
---|---|---|
元本累計 | 720万 | 720万 |
最終資産 | 12,092,225円 | 12,025,448円 |
純利益 | 4,892,225円 | 4,825,448円 |
0.05%の違いでもリターンに66,777円の差が開きました。
このくらいなら許容範囲かもしれませんが、リターンをできるだけ高めたい人は信託報酬の低さにこだわることをおすすめします。
選び方のポイント5:純資産総額が100億以上の伸びている銘柄を選ぶ
純資産総額が少ないと、十分な運用ができずファンドが償還されてしまう可能性がでてきます。
そのため純資産総額が100億以上あり、右肩上がりに上昇している商品を選ぶことをおすすめします。
1番おすすめなのは時間をかけて右肩上がりで純資産が増えている銘柄です。
総資産総額は証券会社の投資信託の銘柄の詳細ページに表示されています。
例えば
楽天証券
引用:
楽天証券
3ヶ月間〜その投資信託ができてからの全期間の純資産の推移を見ることができます。
しっかりとチェックをし、純資産が減っていたり横ばいになっているものは避けるようにしましょう。
NISAにおすすめの銘柄・商品
こういった方のために、おすすめのNISAの銘柄をいくつか紹介します。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
全世界に投資する。信託報酬0.05775%以内
- eMAXIS Slim 米国株式(s&p500)
米国に投資する。信託報酬0.09372%以内
- SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
米国に投資する。S&P500指数に連動する。信託報酬0.0938%程度
- SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
米国に投資。有名なETFの「VTI」に連動。約4,000銘柄を組入。信託報酬0.0938%程度
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
全世界に投資する。有名なETFの「VT」に連動。約500銘柄を組入。信託報酬0.192%
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
米国に投資する。有名なETFの「VTI」に連動。約4,000銘柄を組入。信託報酬0.162%
NISAおすすめの証券会社
ネット証券会社で有名なのは以下の4社です。
どこの証券会社にするか決めていないのであれば、
楽天証券
NISAの銘柄はいくつ買えばいいのか?
NISAの銘柄は複数買うことができます。(もちろん1点集中して1つの銘柄に投資するという方法でも大丈夫です)
銘柄数の上限もないです。
そのため、自分が気になる銘柄は全部積み立て設定して様子を見てから、本当に投資する銘柄を決めていくとかでもいいと思います。
NISAの銘柄の選び方【方法とおすすめ商品を紹介】のまとめ
NISAでの投資信託の銘柄の選び方をまとめると以下になります。
- インデックスファンドから選ぶ
- 資産クラスを選ぶ
- 投資する地域を決める
- 信託報酬の低いファンドを選ぶ
- 純資産総額が伸びている銘柄を選ぶ
つみたて投資枠で投資できる投資信託なら、どの投資信託を選んでもハズレはないと思うので、自分が投資してみたいと思える銘柄に投資してみると良いです。
実際に投資してわかることもあると思うので、まだNISAを始めていない人は、ぜひ口座開設してNISAを始めてみてね!